主勘定のない「商的工業簿記」は、原価計算から得られる数値を複式簿記に組み込まないことから、「不完全工業簿記」と言われています。その欠陥は原価計算がアバウトになるだけでなく、そのアバウトに税金が掛かる欠陥が生じます。
建設業に建設業簿記が必要なのは、原価三表といわれる、実行予算管理表、未成工事進捗表、工事台帳兼損益計算書などの作成が重要ですが、これを「商的工業簿記」の改造版の会計ソフトで建設財務を行いますと、運用する側が非常に高度な会計知識を求められるため、使いこなすことが難しくなります。
「金次郎」は、建設業簿記を高度に特化した構造を持つため、運用者が多岐にわたる会計知識を持ち合わせていなくても、最高度の管理会計が行えるように設計されています。「金次郎」が別名、原価管理一元化システムといわれるように、建設業における原価管理にはすぐれた能力を発揮します。
「金次郎」は、このほかにも完成工事原価のシュミレーション、直間現場経費である共通原価を仕訳伝票として、正確に自動作成するなど、他社の建設業会計ソフトとは一線を画しています。
原価管理とは、利益管理であり、コストダウンの根元であることを理解することが、建設業における経営管理をより正しい姿に導きます。