五大管理システム(給労務管理・原価管理・実行予算管理・財務管理会計・経営管理)の一元化は、作業報告書(作業日報)のデータ入力から始まります。
 作業報告書は利益の宝庫であり、売り上漏れ検収元帳です。
 一日の作業内容および作業時間を個々に提示することが会社にとって非常に重要になります。
 建設業簿記の最大の難問は、建設原価員の賃金手当の支給額をいかに一円の相違もなく工事別に抽出することです。
 有休休暇、慶弔休日、夏期休暇、冬期休暇など、売上に属さない賃金手当などが多数あるので、作業報告書の作成が非常に重要な役割をはたします。
 従業員ごとの正確な作業日報の作成は、未成工事進捗表・工事台帳・工事別損益計算書(含む代人別)などに、当該工事毎の賃金手当を配分計上することが可能になります。

作業報告書(作業日報)とは、
・いつ
・誰が
・どの現場で
・何時から何時まで
・何を行ったか
を、正しく記載することです。

「金次郎」での作業報告書(作業日報)には次のようなものがあります。
・時間外手当
・深夜業手当
・夜業明休手当
・日宿直手当
・緊急出動手当
・特別勤務手当
・遅早外出
・有給休暇
・特別休暇
・私事欠勤
・特例
などです。

以上の作業報告書(作業日報)を入力することで、
・時給
・日給
・月給
・時間外
・深夜業
・遅早外出
・欠勤(有給休暇および残日)
・法定および社規休日
・代休
・明休
・明休出勤
・振替休日
・特別休暇
・私事欠勤
などの有無を半自動で判断し、
・給・賞・退の支払支出明細書
・賃金台帳兼就業日時数管理表
を作成します。
さらに、財務管理会計に
・工事別賃金手当残高表
・一般管理費販売員の給与報酬
を自動転送します。
・職員名簿(資格者名簿併用)
・年末調整基礎資料
・退職金参考規定及び参考額
・退職金勤続年数参考支給率表(変更可)
の画面検収および帳票プリントが可能です。


作業報告書データ入力



 「金次郎」での作業報告書(作業日報)の作成は、実行予算表の比較検証にあり、完成工事原価のシミュレーションにも直接関係しています。作業報告書の作成が、いかに重要なものであるのかを理解することが、建設業の管理会計業務の質を飛躍的に引き上げ、高精度な経営管理を実現することになります。

 「金次郎」はこのような、単純な入り口から、多種で複雑な関係へ派生していく建設業簿記ならでの難解な構造を、正確に計算し、再構成することのできる独自の理論を実装しています。